UnityとゲームAIと将棋

Unity、Pythonを中心にゲーム開発やゲームAI開発の技術メモ等、たまに将棋も

各プレイヤーによって状況とやることが異なる協力型ゲーム

ゲームには様々な種類のものがありますが、個人的にいいなと思っているのがタイトルにも書いたような「各プレイヤーによって状況とやることが異なる協力型ゲーム」です。

自分がやったことがあるもので言えば、 We Were Here シリーズがあります。

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このゲームは基本的には2人で協力して謎を解いていきダンジョンからの脱出を目指すことが目的なのですが、お互いが隔絶した場所にいる+見ているものが異なるため、ボイスチャット機能を利用してお互いの状況を伝達しながら謎解きを進める必要があるというのが非常に面白いです。

そのほかには、最近ホロライブの白上フブキさんと大神ミオさんがプレイしていた、「違う冬のぼくら」というゲームもあります。

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また、少し前のものだと、にじさんじの社築さんとフレンさんがプレイしていた「Keep Talking and Nobody Explodes」というゲームもこのカテゴリーに入るかなと思います。

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これらのゲームも We Were Here と同様に、相手が一体何を見ているのかを予測しながら謎解きやパズルを進めるというところに、普通の協力型ゲームとは違った面白さがあります。

個人的にはこの「各プレイヤーによって状況とやることが異なる」というゲーム性を発展させた「各プレイヤーが目的の異なるゲームをしていて、それが結果的に一つの目標達成に結びつく」というようなゲームがあったらいいなと思っています。

なぜかというと、上にあげたゲームはどれも同じ目標(脱出、パズル)を共有しているプレイヤー同士が別の視点から目標達成を目指すというものですが、それだと謎解きが好きな人同士やパズルが好きな人同士でないとなかなか一緒に遊べなくて、好きなゲームのジャンルが異なる人とは楽しくプレイできなかったり、一緒にやろうと誘い辛かったりするという状況があるんじゃないかなと感じることがあるからです。

こういった場合に各プレイヤーが自分の好きなジャンルのゲームをプレイしているだけで結果的に協力プレイになる(極端な話、片方は将棋をやって、もう片方はリズムゲームをやるみたいな感じ)というようなゲームがあれば、ゲームの好みや興味関心の異なる友人、恋人、家族等との交流機会が増えて楽しいんじゃないかなーと考えたりしています。